スムージーダイエットは、スタイルのいい芸能人やモデルの人たちがしているようなイメージがありませんか?
短期間で劇的に体重が落ちるようなダイエットではありませんが、継続することで美しくスマートな体を作ることができるダイエット、それが「スムージーダイエット」です。
ではスムージーダイエットとはどのように行うものでしょうか。
その効果や方法についてご紹介していきます。
スムージーダイエット【概要】
スムージーダイエットとは、スムージーを飲むことで行うダイエットです。
スムージーとは野菜や果物をミキサーに入れて混ぜて作る飲み物で、ミキサーと材料さえあれば簡単に作ることができます。
また入れる野菜や果物によって味や栄養素も変でることもできるため、飽きにくいダイエットといえるのではないでしょうか。
スムージーはミキサーで作るため、果汁を絞って作るジュースと違って、含まれている栄養素を捨てることなく摂取できます。
グリーンスムージー【効果】
使う野菜や果物によって様々な種類のスムージーを作ることができますが、特にグリーンスムージーにはダイエット・美容効果が高いです。
スムージーダイエットでは使われることが多いでしょう。
では、グリーンスムージーにはどのような効果があるでしょうか。
美肌効果
野菜や果物には、美肌効果のあるビタミンCが含まれていますが、ビタミンCは熱に弱いため加熱調理すると含有量が大幅に減ってしまいます。
スムージーでは熱を加えず生のまま作るため、ビタミンCを効率良く摂取することができます。
免疫力アップ
人体ではストレスなど様々な原因で、活性酸素という物質が発生します。
この活性酸素は、体内で増えると生活習慣病などにかかりやすくなったり、新陳代謝が下がり太りやすい体質になっていまいます。
そして、グリーンスムージーは生の野菜や果物で作りますが、酵素が多く含まれています。
酵素には活性酸素を無害にする作用があるため、免疫力を高め病気を予防し、新陳代謝を上げて痩せやすい体を作ることができます。
便秘解消
グリーンスムージー
には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維には腸のぜん動を促進し、便秘を解消させる作用があります。
さらに酵素には消化機能を助ける作用があるため、腸に溜まっている老廃物を排出してくれます。
血行促進
葉物野菜にはクロロフィルという成分が豊富に含まれています。
このクロロフィルには、血液の流れが悪くなる原因の一つである、血栓ができるのを防ぐ作用があります。
そのため、血液の流れが良くなり冷え性や肌荒れなどの改善に繋がります。
むくみ解消
野菜や果物には、カリウムという成分が含まれています。
カリウムには利尿作用があるため、むくみ解消が期待できます。
また、むくみはセルライトの原因ともなりますので、セルライト予防にも繋がります。
リラックス効果
野菜や果物に豊富に含まれているビタミンには、精神を安定させる作用があります。
また、果物には含まれる果糖には脳に対するリラックス効果もあります。
スムージーダイエット【方法】
野菜や果物をミキサーで混ぜてスムージーを作り、それを飲むのがスムージーダイエットですが、使う野菜や果物がなんでもわけではありません。
作り方、正しい方法などを見ていきましょう。
使う野菜
でんぷん質の多い野菜は控えましょう。
じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、にんじん、とうもろこし、キャベツなどです。
でんぷん質の多い野菜は果物と相性が良くなく、腸内でガスが発生しやすくなってしまいます。
水分
飲みやすくなるように牛乳や豆乳を使うのはお勧めできません。
効果的にスムージーダイエットを行うには水で作るようにしましょう。
味が気になる場合は果物を多めにすると飲みやすくなるでしょう。
温度
野菜や果物は常温に戻してから作るようにしましょう。
冷蔵庫から出したばかりの冷たいものを使うと、スムージーも冷たくなり、内臓を冷やしてしまいます。
種類
スムージーを作るのに使う野菜は数種類程度にしておきましょう。
毎日違う野菜や果物を使ったスムージーで行うことで、栄養バランス良く続けることができるでしょう。
作り方
ミキサーに入れる際、野菜や果物皮ごと入れて作りましょう。
皮の部分に栄養素がたくさん含まれていますので、皮を向いてしまうと摂取できる成分が少なくなってしまいます。
スムージーダイエット【飲み方】
スムージーは1日に1~2リットル飲むと効果が高くなります。
しかし、これだけの量になると持ち運んで飲むのが難しいこともあるかもしれません。
そのような場合は量は減らしても構いませんので、毎日飲むことを心がけましょう。
また、スムージーは噛むようにして飲むと、唾液によって栄養素が吸収されやすくなり、満腹感が増すようになります。
スムージーダイエット【タイミング】
スムージーは、空腹時に飲んでその後1時間ほどは何も食べないようにしましょう。
胃腸に何も入っていない時の方が胃腸の負担が減り、栄養素をより吸収しやすくなるためです。
置き換えとして朝食や夕食の代わりにするのもいいでしょう。
置き換えない場合は食事も通常通り摂って構いませんが、その際はスムージーを飲んでから1時間以上空けてから、そしてスムージーを飲んだ分食事量を抑えめにしましょう。
スムージーダイエット【材料】
スムージーダイエットに適している野菜は、葉物野菜です。
小松菜、ほうれん草、水菜などが挙げられます。
物野菜には、カロチンやビタミンが豊富に含まれているので、スムージーの材料に適しています。
スムージーダイエット【注意点】
スムージーは野菜や果物で作られるため、非常に多くの栄養素が含まれますが、タンパク質は補給しにくくなっています。
そのため、他の食べ物から摂取する必要があるので、置き換えによってスムージーしか摂取しないというようなことは行わないようにしましょう。
またスムージーを作る際、果物の割合が多くなり過ぎると、摂取する果糖の量が増え、カロリーが高くなるのでご注意ください。
スムージーダイエット【まとめ】
野菜や果物をミキサーにかけてスムージーを作って飲むダイエットですが、ミキサーがない場合はコンビニなどでも販売していることも多いので、購入して行ってみるのもいいでしょう。
健康にも非常に良いダイエット方法なので、ぜひ一度お試しください。