レモン味の食品やレモンの香りの製品が多数あるように、レモンは大勢の人に好まれています。
レモンの香りにはリラックスを促す作用がありますので、好まれる理由も納得です。
そしてレモンには、リラックス効果だけではなくダイエット効果もあります。
それでは、レモンのダイエット効果、その方法についてご紹介していきます。
レモンダイエット【概要】
レモンダイエットは、レモンを食べるだけのダイエットではありますが、置き換えダイエットのように食事の代わりにレモンだけ食べるというものではありません。
そのため、空腹によるストレスで挫折したり、栄養が偏るということもありません。
そしてレモンのカロリーは100gで約24kcalです。
非常に低カロリーなので、通常の食事とプラスして食べても、カロリー過多で太ってしまうということもありません。
通常の食事を変えることなくできるダイエットなので、非常に続けやすいダイエットといえます。
レモン【効能】
レモンといえば、ビタミンCというイメージを持つ人も多いでのはないでしょうか。
それももちろん正解ですが、それ以外にも健康や美容に効果のある成分が含まれています。
美肌効果
レモンには100gにつき50~100mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCにはシミやそばかすの原因となるメラニン色素の働きを抑える作用があるので、肌の荒れを抑えることができます。
疲労回復
レモンに含まれるビタミンC、クエン酸には疲労回復効果があります。
スポーツ選手が試合中などに食べているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ストレス軽減
レモンにはリモネンという成分が含まれており、リモネンにはリラックス効果があります。
また、ストレスを感じると体内のビタミンCが消費されますが、レモンを食べることでビタミンCを摂取できるので、ストレスを軽減することができます。
生活習慣病の予防・改善
ビタミンCには、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
活性酸素は高血圧・動脈硬化・糖尿病など生活習慣病の原因となるため、それを予防することができます。
血行促進
レモンに含まれるエリオシトリンという成分には、血液を綺麗にして、血行を促進する作用があります。
血行が良くなることで、むくみ・冷え症などを改善することができます。
レモンダイエット【効果】
レモンに含まれるペクチンという成分は、食物繊維の一種です。
食物繊維には、腸内環境を整える作用・満腹感を持続させる作用があります。
またレモンに含まれるヘスぺリジンという成分には、脂肪の吸収を抑える効果があります。
さらに、クエン酸やビタミンCの疲労回復効果により、新陳代謝が活発になるため、脂肪が燃えやすい体を作ることができます。
レモンダイエット【方法】
レモンダイエットの方法は、1日1個のレモンを食べるだけです。
食べ方についてはどんな方法でもかまいません。
そのまま食べられる人は丸かじりしてもいいですが、レモンは非常に酸味が強いので、食べにくいという人が多いのではないでしょうか。
そのような場合、他の料理の付け合わせにしたり、ホットレモンにしたり、水や他の飲料に合わせて飲むのもよいでしょう。
レモンダイエット【ポイント】
レモンを飲み物に合わせたり、料理にかけたりする時はレモンを絞って使うことになりますが、その際のレモンのカット方法によっては、果肉部分が多く残ってしまい、成分を十分に利用することができなくなります。
レモンを絞る時は横向きではなく、縦向きにカットした方がよいでしょう。
そして、レモンはできれば無農薬のものを使うようにしましょう。
また、空腹時にレモンを食べると、含まれる成分により胃腸を荒らしてしまう場合があるので、食事中、または食後に食べた方がよいでしょう。
レモンダイエット【まとめ】
レモンのダイエット効果を高めるには、成分を無駄にしないため、できれば果肉や果汁だけではなく皮ごと利用する方がよいです。
また、無農薬ではないレモンを使用すると健康に影響が出てくる可能性があります。
健康効果も考えて、できるならば無農薬栽培のレモンを使った方がよいでしょう。