ちゃんと寝ないと痩せない?睡眠時間とダイエットの関係!

ちゃんと食事にも気を付けて、運動もしているのに思ったように痩せない・・・そんな経験をした人はいませんか?

そんな場合は、睡眠時間が足りていないのかもしれません。

十分な睡眠時間が取れないと、痩せにくい、集中力が持続しない、疲れやすいなどの悪影響が出る可能性があります。

そのため、質の良い十分な睡眠を取ることがダイエットにおいても非常に重要になります。

では、睡眠のダイエットへの影響と良い睡眠を取る方法を確認していきましょう。

睡眠不足が太りやすい理由

睡眠が不足すると、なぜ太りやすくなるのでしょうか。

睡眠時間が不足すると、食欲亢進ホルモンの「グレリン」が増加して食欲が増し、食欲抑制ホルモンの「レプチン」が減少して食欲を抑えられなくなります。

つまり、睡眠不足だと食べ過ぎになってしまう可能性が高くなるのです。

夜遅くまで起きていると、夜食として甘いものや味の濃いもの、油っぽいものを食べたくなることはありませんか。

そのような時は、睡眠が不足しているということかもしれません。

睡眠の不足により食欲が抑えられず、必要以上に食べ過ぎると、カロリーの過剰摂取となり太ってしまいます。

さらに、睡眠不足は疲れやすさや集中力の欠如にも繋がります。

疲れやすかったり、集中力がなかったりすると、日中の活動のパフォーマンスも下がりますので、消費カロリーも落ちて太りやすくなります。

良い睡眠を取るためには

睡眠不足は、ダイエットにも健康にも悪影響を与えます。

そのため、ダイエットでスムーズに体重を落としていくためには質の良い睡眠が不可欠と言えます。

では、良い睡眠を取るためには何が必要なのでしょうか。

朝日

良い睡眠時間の目安は、6~7時間です。

そして、良い睡眠を取るためには、睡眠ホルモンである「メラトニン」が重要です。

メラトニンが増加すると、人の体は眠気を感じるようになっています。

さらに、メラトニンを分泌するためには「セロトニン」が必要となります。

セロトニンは朝日を浴びると分泌され、そこから14~16時間後にメラトニンが分泌され、眠気を感じようになります。

そのため、朝6時に起きて朝日を浴びたなら20~22時、朝7時なら21~23時に眠くなります。

朝日を浴びることが重要なので、朝起きたら窓を開けたり外に出たりして朝日を浴びることを心がけると、健康的な睡眠が期待できます。

運動

セロトニンは、運動で増やすこともできます。

一定の動作を繰り返す「リズム運動」を行えば、セロトニンが分泌されやすくなります。

ウォーキングやランニング、スクワットなど一定のリズムでできる運動を行えば、良い睡眠の助けとなります。

食事

食事によってもセロトニンを増やすことができます。

朝日を浴びた後、「トリプトファン」というアミノ酸を摂取すると大量のセロトニンが作られます。

トリプトファンはタンパク質に含まれ、肉・魚・乳製品などから摂取することができます。

タンパク質の1日の摂取量は、体重(kg)×1~1.5(g)を目安として摂るようにしましょう。

例えば、体重60kgの人なら60~90gとなります。

かなりの量となるため、意識的にタンパク質を摂取しないと1日で目安量を摂ることはできません。

食事だけで摂取するのが難しいようなら、プロテインを飲むのもよいでしょう。

良い睡眠を取るための注意点

良い睡眠を取るためには、睡眠を邪魔するものをできるだけ取らないようにしましょう。

食後にコーヒーや紅茶を飲む人もいますが、カフェインが含まれているので、眠りを妨げてしまいます。

そのため、就寝までの間にあまりカフェインを含む飲料を摂るのは控えた方がよいでしょう。

就寝前に飲むものとしては、温かい牛乳や豆乳などを飲めば、トリプトファンが摂取できて眠りやすくなります。

ちゃんと寝ないと痩せない?【まとめ】

質の良い睡眠を取らないと、せっかく食事制限や運動でダイエットをしても、十分な効果が出ないことがあります。

また、睡眠不足が続くと日常の活動のパフォーマンスも低下してしまいます。

生活習慣や食事を改善して良い睡眠を取り、ダイエットの効率を上げていきましょう。

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