仕事で疲れた、同じ姿勢が長時間続いた、運動して体が疲れたなど、体の疲労を取りたくなることは非常に多いものです。
ですが、毎日のようにマッサージや整体に通って疲れを取る、というのは難しい場合がほとんどではないでしょうか。
そこで、自分でできる疲れを取る方法があれば毎日の疲れも楽になると思いませんか?
ここでは、難しくなく、気持ち良く疲れを取る方法をご紹介していきます。
体を伸ばして疲れを取る
1.足を肩幅より少し大きく開き、真っ直ぐ立ちます。
2.タオルの両端を逆手に持ちます。
3.両手を頭の上に伸ばし、つま先で立って体を伸ばします。
4.大きく呼吸しながら20秒姿勢をキープします。
5.手を下ろします。
肩や背中を中心に全身が伸ばされ、血の巡りが良くなることで、体の凝りの解消や姿勢の改善が期待できます。
力を抜いてリラックス
1.仰向けに寝転び、両腕を楽にして両足を肩幅に開きます。
2.お腹に空気を溜めていくように10秒かけて鼻から息を吸い込んでいきます。
3.10秒かけて口から息を吐いていきます。ゆっくりと息を全て吐ききるようにします。
これを2~3回繰り返すことで、体の力が抜けリラックスすることができます。
大きく歩いて疲れを溜めない
歩くという動作は、普段からしていることですが、全身運動となりますので、歩き方を工夫すれば疲れを溜めないようにすることができます。
1.踏み出した足はかかとから着地します。
2.その時、後ろの足は地面にまだ地面に付けておきます。後ろの足はかかとからお尻までが真っ直ぐになるよう意識します。
3.前の足を、かかとからつま先に向けて重心を移動し、合わせて後ろの足を蹴り出して前に踏み出します。
そして歩く時は、普段意識せずに歩いている時より歩幅を大きくして歩きましょう。
この歩き方をすることで、バランスを保つために背筋を伸ばして歩くことになり、背中に疲れが溜まりにくくなります。
また、後ろの足を伸ばして歩くことでストレッチ効果も得ることができます。
体の内側から疲労解消
「活性酸素」というものをご存知でしょうか。
活性酸素は、疲労の元となったり、体の老化を早めたりといった作用があります。
そのため、活性酸素を抑えることで疲労を溜めにくくすることができます。
活性酸素の抑制には、唾液が効果的です。
唾液の分泌を促すためには、食事の時によく噛んで食べることを意識しましょう。
よく噛んで食べることで唾液がより分泌され、虫歯の予防や消化の促進となり、胃腸やすい臓への負担が少なくなります。
また、活性酸素を抑制する食べ物を食べるのも効果的です。
ホウレン草やブロッコリー、キャベツ、ゴボウやレンコンなどの根菜類、海藻類、お茶などです。
活性酸素を抑制することで体の表面だけでなく、体の内側の疲労を抑えることも意識するとよいでしょう。
食事を調整して胃を休める
疲れやストレスが溜まってくると、好きなものをたくさん食べてストレス解消をしたくなることがあります。
しかし、食べる時間や食べる量によっては体にとってストレスになってしまう可能性があります。
例えば、遅い時間に食べると太りやすい、というのはよく聞くことですが、それ以外にも十分消化ができないということもあります。
睡眠中は胃の活動も抑えられるため、遅い時間に食べてその後すぐ寝ると、十分な消化ができず胃腸が休まらないまま朝起きることになります。
朝に食欲が出ない人は、それが原因になっているかもしれません。
そして朝食は摂らずに、昼食が遅くなったり、さらに夕食が遅くなったり食べ過ぎたりしてしまうと悪循環となってしまいます。
胃腸に負担をかけないためには、夕食はできる限り20時までに食べる、就寝の2~3時間前には食事を済ませる、もし遅くなる時は量を少なくしてよく噛んで食べるなどを心がけるようにしましょう。
自分でできる疲労回復!【まとめ】
疲れが溜まると疲労を解消したくなりますが、疲れにくいようにするということも重要です。
疲れを溜まりにくくするということは、健康な体を作ることにも繋がります。
普段から疲れにくい生活を送って、快適に過ごしましょう。