オリーブオイルはサラダオイルなどに比べて健康に良いようなイメージがあるのではないでしょうか。
実は健康に良いだけではなく、美容やダイエットにも効果があります。
では、具体的にどんな健康効果や美容効果があるのでしょうか。
オリーブオイルダイエットの効果や方法についてご案内していきます。
オリーブオイルダイエット【概要】
オリーブオイルダイエットとは、オリーブオイルを毎日少量ずつ摂取するダイエットです。
摂取する量は大さじ1.5~3.5杯程度です。
調理油として利用するのではなく、そのまま飲むダイエット方法です。ダイエットで油を利用することを不思議に思うかもしれません。
しかし、オリーブオイルの様々な効能によってダイエットに役立てることができます。
ちなみに、オリーブオイル大さじ1杯あたりのカロリーは111kcal、かなり高くなっています。
ダイエット効果のあるオリーブオイルですが、過剰摂取してしまうと逆効果になってしまうこともあります。
決められた摂取量を守って行うようにしましょう。
オリーブオイルダイエット【効能】
オリーブオイルのダイエット効果にはどのようなものがあるでしょうか。
健康効果・美容効果も合わせて紹介していきます。
コレステロール低下
オリーブオイルに含まれる脂質は、不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸が70%となります。
オレイン酸は、血液中のコレステロールを除去する働きがあります。
そのため、コレステロールを低下させて結構を促進、新陳代謝を活発にすることができます。
食べ過ぎ防止
オリーブオイルには、空腹感を抑える作用があります。
食前に摂取することで、食べ過ぎを防ぐことができます。
脂肪の蓄積防止
オレイン酸には、脂肪燃焼効果・中性脂肪の蓄積防止作用があります。
それにより、脂肪の蓄積を防ぎ、肥満を防止することができます。
便秘解消
油は人体に対して様々な効果がありますので、油を抜くと便秘に悩まされることもあります。
オリーブオイルをダイエットに使うことで、便が油にコーティングされ排便が促されます。
美肌効果
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、皮膚の皮脂にも含まれる成分です。
オリーブオイルを摂取することで、肌の潤いが保たれ美肌効果が期待できます。
オリーブオイルダイエット【メリット】
ダイエットには、厳しい食事制限やトレーニング、有酸素運動などが必要というイメージがあります。
もちろん食事制限や運動でダイエットは可能ですが、長く続けるにはかなりのモチベーションが必要になります。
さらにダイエットを止めるとリバウンドしてしまったり、厳しい食事制限や運動の反動で食べ過ぎてしまう可能性もあります。
しかし、オリーブオイルダイエットはオリーブオイルを飲むだけなので、ストレスを感じることなく、どこでも購入できるものなので、始めるのも続けるのも非常に簡単です。
ダイエットで重要なのは継続することなので、このメリットは非常に大きいといえるでしょう。
オリーブオイル【種類】
オリーブオイルは、酸度や風味によって分類されます。
その中で最も品質の良いものは、エキストラ・バージン・オイルです。
しかし、オリーブオイルダイエットではこのエキストラ・バージン・オイルは効果が出にくいことがあるようです。
オリーブオイルダイエットを行う時は、ピュアオイルか、精製オリーブオイルが向いています。
オリーブオイルダイエット【方法】
オリーブオイルの摂取量は、目標体重によって変わります。
現体重からどのくらい減らしたいか、それによって摂取量を決めてください。
・~9kg・・・大さじ1.5杯
・9~18kg・・・大さじ3杯
・18kg~・・・大さじ3.5杯
目標の体重を下回ったら、次はその体重に合わせた量に変更して続けましょう。
オリーブオイルダイエット【ポイント】
オリーブオイルダイエットは、オリーブオイルを少量ずつ摂取するダイエット法ですが、一度に多量に摂取してはいけません。
オリーブオイルのダイエット効果を引き出すには、1日3回に分けて摂取する方法が効果が高いです。
大さじ3杯なら朝・昼・夜にに分けてそれぞれの食前に飲む、などです。
食前に飲むことでオリーブオイルが体内に吸収され、満腹感が増すため、空腹感を抑えたり食事量を減らすことができるのでダイエット効果が期待できます。
そして、必要以上の量を摂取してもダイエット効果が上がるわけではありません。
摂り過ぎるとむしろカロリー過多となり肥満の原因となる可能性もあります。
摂取量には注意しましょう。
オリーブオイルダイエット【まとめ】
オリーブオイルダイエットは、すぐに結果が出るダイエットではありません。
ですが、継続して行うことで脂肪燃焼や便秘改善など徐々に痩せやすい体を作ることができます。
オリーブオイルだけでは飲みにくい場合は、何かに混ぜるなどしてオリーブオイルダイエット続けてみましょう。