スマホやPCが普及し、生活に欠かせないものになっています。
しかし、スマホの使い過ぎは太る原因になる可能性があるということをご存じでしょうか。
スマホを使っている時間はで身体を動かさないから、ということではありません。
では、スマホを使うことで太ってしまう原因とは何なのでしょうか。
スマホを使うことで何が起きているか
スマホを使ってゲームをしたりネットを見たりすることが多くはありませんか。
その時、気持ちは休んでいてもスマホの画面からの光や刺激で身体は緊張状態になっていたり、脳は働き続けています。
そのため自律神経のバランスが崩れ、代謝が低下して痩せにくくなってしまう可能性があります。
また、ずっと同じ体勢で使っていると身体が固くなったり、姿勢が悪くなったりする場合もあります。
自律神経とは
自律神経とは、自分で意識せずに体内で動いている、代謝や消化などを司る神経です。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の二つに分けられ、「交感神経」は活動している時、「副交感神経」リラックスしている時に優位になります。
このバランスが崩れると代謝が落ちたり、眠れなくなったり体調不良の原因になります。
スマホ利用によるストレス
ストレスとは、嫌な事があったときに受ける心的影響と考えられがちですが、それだけではありません。
身体や心に受ける刺激によって起こる緊張のことを指します。
つまり嬉しい時、楽しい時にもストレスを受けていることになります。
ストレスを受けると交感神経が優位に働くようになります。
スマホを使っている時間が長いと、スマホからの刺激により交感神経が優位に働く時間が長くなりますので、副交感神経が働くべき時間に働かなくなり、自律神経のバランスを乱すことになる可能性があります。
自律神経の乱れによるダイエットへの影響
スマホを見ながら夜更かしをしていまうことはありませんか?
「交感神経」は活動している時、「副交感神経」はリラックスしている時に働くものですが、本来眠るべき時間にスマホを見ていると、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなる場合があります。
それが自律神経のバランスが乱れた状態です。
そして自律神経のバランスが乱れることにより代謝が下がり、太りやすく痩せにくい身体になってしまいます。
また、筋肉の回復なども副交感神経が優位な時に行われるので、ゆっくり眠ることも筋トレや運動後の回復をすることも重要です。
このように、ダイエットには自律神経バランスを整えることが非常に重要になります。
副交感神経を優位に
しかし、スマホやPC普及にあたってまったく使わないということは難しいでしょう。
そうなると、交感神経が優位な時間が長くなることが多いので、副交感神経に優位にしてバランスを整えることが必要になります。
具体的な方法としては、ゆっくりお風呂に浸かる、十分に睡眠を取る、のんびり散歩をしてみるのもいいでしょう。
さらに規則正しい生活を続けることも重要です。
1日3回の食事ときちんと摂り、夜更かしをしないように十分に休みましょう。
また、まったくスマホを使わないことはできなくても、意識してスマホを使わずにゆっくりする時間を作るのも効果的です。
このようにリラックスできる時間を増やし、副交感神経が優位になる時間を長くすることで自律神経のバランスを整え、代謝を上げることができれば、痩せやすい体を作ることができます。
スマホで太る【まとめ】
スマホが普及し、使う人が増えていっていますが、使い過ぎにはこのような弊害があります。
利用しないようにするのは難しいですが、意識して身体をリラックスさせる時間を作ることで悪影響を抑えることはできます。
リラックスして自律神経のバランスを整え、痩せやすい身体を作りましょう。